タイトル:
Poppy Jam
作品概要:
お祝いの花束をもらった。
手元に広がる彩りに浮かれて、帰ってすぐに水でいっぱいの花瓶にさす。
ふと、思ってしまった。
「ずっと枯れないままでいたらいいのに」
時が流れ、消えていくからこそ綺麗だと感じられるのだろう。 しかし私たちは「覚えていたい、残しておきたい。」と、そんな葛藤も持ち合わせている。
本作品では、その消えていく自然体な姿を【忘却・oblivion】 思い出を残しておきたい欲を【保存・preserve】 と定義する。
覚えていたいな、忘れたくないな、もう忘れてしまいたい、でもやっぱりさ……
この日々の葛藤を、【忘却】の花言葉を持つポピーと、甘い蜜を生み出す蜂に【保存】の言葉を託して表現します。
チーム名:MISO
メンバー:御園生夏実